ジェネリック医薬品を使いましょう

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ページ番号1002042  更新日 令和4年12月15日

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ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは

先に開発された医薬品(先発医薬品)の特許期間が切れた後に、他のメーカーが同一の有効成分、同等の効き目で製造した医薬品です。
先発医薬品より開発費用が少なく済むので、一般的に先発医薬品よりも価格が安くなっていますが、品質・効き目・安全性は先発医薬品と同等であると国が認めた医薬品です。

ジェネリック医薬品を使うメリットはなんですか?

ジェネリック医薬品を使用することで、皆さんのお薬代の負担や広域連合が負担する医療給付費を低く抑えることができ、後期高齢者医療制度の運営に必要な保険料や現役世代からの支援金の増加抑制にもつながります。
また、ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同等の品質・効き目・安全性があると国に認められているだけでなく、飲み間違いをなくし、飲みやすい工夫(文字や色での表示・錠剤の小型化など)がされているものがあります。

ジェネリック医薬品を使用するにはどうしたらよいですか?

まずは医師や薬剤師にご相談ください。直接お話ししにくい場合は、保険証等と一緒に送付している「ジェネリック医薬品希望シール」を保険証やお薬手帳に貼って提示してください。
処方されたお薬の短期間分だけをジェネリック医薬品に切り替え、服用後、変更するかどうかを決める「お試し調剤」から始めることもできます。

イラスト:医師へ相談、病院・診療所で処方せんをもらう(変更付加欄にチェックやバツの記載と医師の署名がない場合はジェネリック医薬品に変更することができます)、薬剤師へ相談、説明を受ける、ジェネリック医薬品を選択
ジェネリック医薬品に切り替えるまでの流れ

自分が服用している薬にジェネリック医薬品があるか知りたい場合

すべての先発医薬品に対して、ジェネリック医薬品があるわけではありません。治療内容や医薬品の在庫状況によってはジェネリック医薬品に変更できない場合もありますので、かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。
また、以下のサイトで調べることもできます。

ジェネリック医薬品の使用率

東京都後期高齢者医療広域連合の被保険者における使用率(数量ベース)は、令和4年3月時点で75.3%です。

海外では使用率が8割から9割の国もあり、ジェネリック医薬品が広く使用されています。
国は、令和3年6月の閣議決定において、「後発医薬品の品質及び安定供給の信頼性確保を図りつつ、2023年度末(令和5年度末)までに全ての都道府県で80%以上」とする新たな目標を定めています。

ジェネリック医薬品の使用率向上に向けた当広域連合の取り組み

お薬代の負担軽減のご案内(ジェネリック医薬品差額通知等)

当広域連合では、平成25年度からジェネリック医薬品差額通知等を送付しています。
ジェネリック医薬品差額通知とは、現在服用している先発医薬品をジェネリック医薬品に切り替えた場合に、どのくらいお薬代の自己負担額が軽減されるかをお知らせするものです。

発送時期

年2回(6月と12月)にジェネリック医薬品差額通知等を送付しています。

送付対象者

  • 主に生活習慣病や慢性疾患等で先発医薬品を服用している方
  • お薬代が一定額以上軽減されると見込まれる方

ジェネリック医薬品差額通知等の効果分析結果

令和3年度では、ジェネリック医薬品差額通知等を約63万人の被保険者へお送りした結果、41.7%の方がジェネリック医薬品へと切り替え、1か月あたり約6億2,900万円の医療費削減効果がありました。

貼って伝えよう!ジェネリック医薬品希望シール

保険証等と一緒に「ジェネリック医薬品希望シール」を同封しています。ジェネリック医薬品を希望される方はご活用ください。

保険証やお薬手帳に「ジェネリック医薬品希望シール」を貼ることで、ジェネリック医薬品の処方を希望しているという意思を医療機関や薬局に簡単に伝えることができます。希望シールは保険証等の文字にかからないところに貼ってください。

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このページに関するお問い合わせ

広域連合お問合せセンター
開設日時:月~金曜日(祝日、休日、年末年始を除く)午前8時30分~午後5時
電話番号:0570-086-519 ※PHS・IP電話の方は03-3222-4496